2025-10-01から1ヶ月間の記事一覧
《クロード・ルルーシュ「男と女-クロニクルズ」》と題された今回の特集上映における3作品のセレクトは、一見、ちょっと変則的に思えます。ルルーシュ(Claude Lelouch 1937-)最初のヒット作である「男と女」(Un homme et une femme 1966)の文字通りの続編に…
ウィーン・スタイル ビーダーマイヤーと世紀末生活のデザイン、ウィーン・劇場都市便り ■2025年10月4日〜12月17日■パナソニック汐留美術館 実質的にはウィーン工房(Wiener Werkstätte)のアーティストや作品を中心とした、お馴染みの世紀末ウィーン工芸展です…
クロード・ルルーシュ(Claude Lelouch 1937-)監督の出世作「男と女」(Un homme et une femme 1966)がリバイバル上映されたので鑑賞してみました。「男と女-クロニクルズ-」と題された特集企画の中で公開された一作です。9分の短編映画「ランデヴー」(C’était…
特別展 生誕151年からの鹿子木孟郎 -不倒の油画道- ■2025年9月27日〜12月14日■泉屋博古館 明治から昭和前期にかけて近代日本洋画界に重きをなした巨匠、鹿子木孟郎(1874-1941)を取りあげた特別展です。京都を主な活動拠点とし住友家とも関係が深かったこの…
小出楢󠄀重 新しき油絵 ■2025年9月13日〜11月24日■大阪中之島美術館 2022年に開館した大阪中之島美術館にとって、大阪出身の小出楢󠄀重(1887–1931)はとりわけ重要な画家だと思われます。開館3周年目となる今年、満を持して四半世紀ぶりとなる大回顧展を開催し…
生誕100年 昭和を生きた画家 牧野邦夫 -その魂の召喚- ■2025年10月11日~11月16日■美術館「えき」KYOTO 牧野邦夫(1925-1986)の生誕100年を記念した回顧展です。約100点からなる出展品の大半が「個人蔵」となっています。特定の美術団体に属さず頑なに自身…
特別展「運慶 祈りの空間―興福寺北円堂」 ■2025年9月9日~11月30日■東京国立博物館 東博本館の特別5室を会場としたお馴染みの「出開帳」企画展です。今回は教科書類に必ずといってよいほど登場するスーパースター「無著・世親」像が上野にやってきたりしてい…
没後50年 堂本印象 自在なる創造 ■2025年10月7日〜11月24日■京都国立近代美術館 堂本印象(1891-1975)が昭和50年9月5日、京都府庁前の第二日赤病院において83年の生涯を閉じてから今年で半世紀が経過しました。現在、京近美が没後50年展を開催しています。代…
世界遺産 縄文 ■2025年10月4日〜11月30日■京都文化博物館 東北・北海道エリアの縄文文化に特化したユニークな企画展です。やや複製品の比率が高いという不満点はありましたけれども、北日本のミュージアム以外では滅多に見ることができない素敵な土偶たちの…
10月10日より団塚唯我(1998-)監督・脚本による「見はらし世代」(2025)が全国公開されています(配給はシグロ)。新世代の監督による新世代人を描いた青春映画なのだろうと勝手に予想していました。しかしこの作品はもっと普遍的なテーマを扱っていたようです。…
京都国立近代美術館の今季コレクション展(2025年度第3回コレクション展 2025年10月7日〜12月7日)では、陶芸家六代清水六兵衞(1901-1980)の小さい特集展示コーナーが設けられています。同館3Fにおいて現在日本画家堂本印象の回顧特別展が開催されているのです…
2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)開催記念修理後大公開!静嘉堂の重文・国宝・未来の国宝 ■2025年10月4日~12月21日■静嘉堂@丸の内 大阪で万博が開催された今年は春から夏にかけて関西を中心に日本美術関連の豪華な特別展が相次ぎました。秋になり東京…
現在、静嘉堂@丸の内では「2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)開催記念 修理後大公開!静嘉堂の重文・国宝・未来の国宝」と題された特別展が開かれています(2025年10月4日~12月21日)。万国博覧会と三菱岩崎家の関わりを中心に静嘉堂文庫美術館の名品を…
オリヴィエ・アサイヤス(Olivier Assayas 1955-)監督によるフランス映画「パーソナル・ショッパー」(Personal Shopper 2016)を鑑賞してみました。「12ヶ月のシネマリレー2024-2025」(配給は東北新社)の中で再映された一本です。 12cinemarelay.com 2016年の…
ジャン=エフラム・バヴゼ ピアノ・リサイタルモーリス・ラヴェル 生誕150年記念 ピアノ独奏曲全曲演奏会 ■2025年10月9日 18時開演■京都コンサートホール(アンサンブルホールムラタ) グロテスクなセレナード(Sérénade grotesque 1893)古風なメヌエット(Menue…
10月3日よりビターズ・エンドの配給で井上剛(1968-)監督による映画「アフター・ザ・クエイク」(After the Quake 2025)が全国公開されています。村上春樹の短編集『神の子どもたちはみな踊る』を原作として制作放映されたテレビドラマ「地震の後で」を劇場版…
秋季特別展「仏教と夢」 ■2025年9月20日~11月24日■龍谷ミュージアム 「夢」をキーワードに古代インドの遺物から日本中世の珍しい仏教絵画まで、超有名作品等はありませんが、実に渋く本格的なラインナップで組まれた龍谷ミュージアムらしい仏教美術特別展で…
アンプラグドの配給で9月19日より「ミシェル・ルグラン 世界を変えた映画音楽家」(Il etait une fois Michel Legrand 2024)が各地のミニシアターで順次公開されています。2019年に86歳で亡くなった20世紀映画音楽を代表する巨匠の生涯を、最晩年に開かれた彼…
特別展 民藝誕生100年 ー 京都が紡いだ日常の美 ■2025年9月13日〜12月7日■京都市京セラ美術館 柳宗悦たちが「民藝」という言葉を創造したとされる1925(大正14)年から今年で100年を迎えることに因んで企画されたユニークな特別展です。木喰仏から染織、漆工や…
特別展 宋元仏画 ─ 蒼海(うみ)を越えたほとけたち ■2025年9月20日~11月16日■京都国立博物館 京都国立博物館には主に京都内の寺院から絵画・仏像等がたくさん寄託されています。この特別展はそうした寄託品や自館のコレクションから名品をハイライト的にセ…